採用情報「技術」で挑み、拓く。

TALK-SESSION-02脱炭素社会の構築技術×社会受容性

PROFILE-1

環境調和ユニット

Y・R

自然科学研究科  自然システム学専攻

2013年入社

PROFILE-2

環境調和ユニット

S・N

物理科学研究科 機能分子科学専攻

2018年入社

CHAPTER01

扱える領域の広さ/人とのつながり

Y・R:
JANUSには2018年に入社されたのですよね。入社されてみてどうでしたか。
S・N:
環境やエネルギーの関連技術がどのように社会に実装されるか(あるいはされないか)、といった課題に関心があり環境コンサルタントに興味を持ちました。特にJANUSは水産や電力、社会科学といった多様な分野を扱っており、複雑化する環境・エネルギー分野を見渡せる会社だなと思って入社しました。入社して感じたことは、横のつながりが強いことと、自由に働くことができる社風ということ。例えば自身の専門と違う分野であってもチャレンジできていますね。
Y・Rさんはいかがですか。
Y・R:
もともと社内外の様々な人と関わりを持ちながら仕事を進めるコンサルタント職に興味があって。その中で、自身の専門性を活かせる環境やエネルギーに特化したコンサルティングができるJANUSに決めたのですが、実際に入社してみて、年次などにも関係なく様々なことにチャレンジできる風土と感じますね。社内では取り組んだことのない新たな仕事にチャレンジすることも応援してくれています。
S・N:
Y・Rさんは入社以来どのような仕事に取り組まれてきましたか。
Y・R:
入社後数年間は国内の火力発電所の環境アセスメント業務を経験し、その後は、脱炭素に関する環境技術の社会実装や脱炭素技術を有する国内企業の海外展開に関するコンサルティングなどを経験してきましたね。現在も脱炭素をテーマとした業務を主に実施しています。S・Nさんはいかがですか。
S・N:
入社以来、水素やアンモニアといった、新エネルギー分野に従事しました。特に技術開発支援として、関連予算獲得支援や開発戦略検討に向けた技術調査、地域における水素・アンモニア等の実装計画策定支援等を行っていますね。

CHAPTER02

顧客のパートナーになること

S・N:
Y・Rさんが感じる仕事の醍醐味はどんなことがありますか。
Y・R:
お客様が日頃から感じられている課題だけでなく、潜在的な課題にも取り組めた時ですね。お客様との対話の中で課題を見出しつつ、それらを解決に導くための道筋や具体的な手段等をお客様と共に考える。課題解決が実現できたときに、お客様から感謝されると、やはり達成感ややりがいを感じますね。S・Nさんはいかがですか。
S・N:
私もY・Rさんと同じですね。顧客の課題やニーズを踏まえて、その課題の解決を共に目指すことに働きがいを感じています。複雑かつ見通しがつきにくい環境・エネルギー分野においては、顧客が抱いている課題やニーズもまた多様化していると感じます。Y・Rさんが仕事で大切にされていることはどんなことですか。
Y・R:
お客様に対しても自分自身に対しても妥協はしない、ということでしょうか。日々の仕事を通じて感じることは、お客様の潜在的な課題を見出すための「課題発見能力」や「コミュニケーション」、そして課題解決のための「論理的思考」と「発想力」が大切であると感じますね。また、On-Offのメリハリを大事にして働くことも大切にしています。
S・N:
妥協しないことやOn-Offのメリハリはとても大切ですよね。私としては、知的好奇心を持ち続けること、傾聴すること、そして顧客のパートナーになること、を心がけて仕事をしています。

CHAPTER03

技術の社会実装/温暖化対策に向けて

S・N:
脱炭素社会に向けて世間では様々な取り組みがされていますが、Y・Rさんはどのように感じていますか。
Y・R:
取り組みを進めるには環境と経済の両立が必要ですが、なかなか簡単ではないですね。
S・N:
そうですね。脱炭素社会の実現には優れた技術が必要ですが、いかに優れた技術であっても、経済性や利便性などによって普及しないこともあります。科学技術と社会との間で生じる影響が、脱炭素社会に向けた課題の一つでしょうか。
Y・R:
そうですね、社会受容性などの課題もありますね。
S・N:
はい、社会受容性や法規制などの社会的要因もありますね。脱炭素化に伴って生じる、脱炭素化以外の価値を認識しにくいということもあるかもしれないですね。
Y・R:
日ごろから1つのニュースを複数の情報媒体で確認して多角的に捉えるようにしていますが、そういった視点も大事だなと感じますね。S・Nさんは現在様々な仕事をしていますが、今後のご自身の目標としてはどのように考えていますか。
S・N:
やはり私が関与した案件の社会実装を見届けたい、と思っています。そして遠い将来に生じると思われる新たな課題の解決に向けて、参考となるような事例や知見を提供していきたいですね。Y・Rさんはどうですか。
Y・R:
なるほど。ある意味最終的な目標としては同じかもしれませんね。私も自分が関わってきた、あるいは関わっている事業が、地球温暖化防止に大きく貢献するような取り組みとなるように、ということを目標にしています。同じように見届けていきたいですね。