国内の原子力発電所を所有する電力会社やその他原子力関連組織を対象に、海外の原子力関連情報の調査・分析を行っています。具体的には、我が国の原子力産業界で重要と考えられる米国、欧州主要国（フランス、ドイツ、スウェーデン、英国、スイス、フィンランド、オランダ、スペインなど）の原子力発電所に関する最新の情報、並びに国際機関（IAEA、EC、OECD/NEAなど）から公表される原子力発電所に関する重要な情報を整理し報告するとともに、要望に応じ、必要な情報を迅速に提供するサービスに携わっています。国内の電力会社、官庁及びメーカーなどで原子力安全に係る当事者の方の支援に少しでも貢献できればという思いで日々努めています。

普段の業務は「お客様のご質問に対して情報を調べて回答したり」、「コツコツ情報を調べて報告書を書いたり」と割と地道な作業が多いかもしれませんが、結果にこだわり根気強く取り組んでいます。顧客と膝を突き合わせてコミュニケーションを取りながら、様々なニーズに合わせて調査することになるので、自分の知らない専門分野の知識が必要になることもあります。その都度内容を把握し適切な調査ができるように努力しなければなりませんが、JANUSには経験豊富なスタッフが優しくサポートしてくれますし、これまでに行った様々な調査で蓄積された膨大なデータがありますので、安心して仕事ができる環境です。

現在、欧州原子力情報調査プロジェクトのプロジェクト・マネージャーを務めています。今後数年間は、先輩社員として後輩の指導を通じて、部下を持った場合のマネジメントの基礎力を高めてゆきたいと考えています。また、通常業務を通して原子力関連の最新の技術や知識等を徹底的に学び、海外の原子力関連のことなら私に聞いてもらえば何でも分かるくらいのスペシャリストになれるよう精進していきたと考えています。